ラウの王冠
新しいノベルゲームを製作しました
今回やりたかったことは
・最初の頃のBGMを最後に流す
・イメソンをラストバトルでぶち込む
・うちの子のデート
それを全部ぶち込めたので僕はもう満足です。
このラウの王冠は中学生の頃に描いたものです。
ストーリーは断片的なのしか残っていなかったので、それに肉付けした感じです。
中学生なので悩みが多い年ごろだろうなと思い、今回は作りました。「悩み」がテーマかもしれません。
あと、ラウの王冠に出てくる人物は親に対して相当な悩みがあります。いや、誰の家もそうなんだともいます。
私自身も、友達の家にお邪魔して、友人の親に合うと
「いいな~放置してくれて」
「親と、趣味の話で一緒に盛り上がれるんだ」
などと、羨ましがることがありました。
でも友人からは「そのくらい気にしてくれる方が助かるよ」「一緒の趣味だと面倒な時あるし」と言われます。
どこの家も、その数だけ悩みがあるんだなと私は気が付きました。自分だけではないという衝撃もありました。
家の常識っておかしなことでも、自分じゃ気がつけないんですよ。私の家では「病院に行くときは必ず声をかける。そのたびに保険証を渡すから」という決まりがありました。
我が家は物を無くすのが大得意なので、保険証や大切なものは決まったところに置いています。紛失防止のための決まりなんですね。
これの何がおかしいのか。それは、病院に行きたいなと思って声をかけると「そのくらいで行くの?」と言われることです。子供の頃ですと、親の言うことは絶対です。怒られるの怖いですし。なので、「そうだよな。これくらいの痛みで行くのはおかしいよな」とずーーーーっと思っているわけです。
このことを、友人に話したのがつい最近です。
話したきっかけとしては、ここ最近、力仕事が多かったので肩や背骨が辛い話になったことです。「温泉行くくらいしかないよな~」と私が呟くと、「え? 整骨院とか行ったら? 自分も毎月行ってるよ。 いや~~肩らくだぞ」と言われました。衝撃です。
私の中で整骨院なんて、高齢者や、マジで動けないくらいの怪我をした人が行くところではないのかと思っていました。いや、本当にそう信じていたのです。
だって、産まれてからずーーーーっと
「肩が痛い」と言えば「動くんだから大丈夫」
「腰が痛い」と言えば「学生の痛さなんか社会人に比べたら甘ちゃん」
と言われ続けていた人ですよ。
目から鱗です。 「痛いな」くらいで行っていいんだってなりました。
今は定期的に行って、電気流してもらったり、揉んでもらっています。最高です。なんやこれ天国か。肩の調子がすこぶるいい。担当の人に「産まれてから一度も揉んでもらってないんですか・・・?(ドン引き」されました。
自分語りになりましたが、これがこの作品を作るきっかけの一つです。まだまだ他にもありますが、語ると本が一冊できそうです。
ラウの王冠は、中学生の悩みを解決する物語と言えば簡単に終わります。そういう話です。
プレイしてくれたら嬉しいです。